親や友達にお金を借りる正しい方法とは?

✔今すぐ現金が必要
✔生活に支障がでてる
✔クレジットカードが手元にない

そんな状況で誰かにお金を借りるなら、『親』『友達』が最有力といえます。

ですが、親しき中にも礼儀ありなことが大前提で、今まで築いてきた信頼関係が一気に崩れる可能性が高いことも予測されます。

ここでは親や友達からお金を借りる際に注意したい問題点から、トラブルを少しでも回避できる解決策についてお話していきます。

目次

親や友達にお金を借りる上での問題点は?

少額だから、すぐに返すから!そんな気持ちから、身近にいる親や友達からお金を借りようと思っている方にまずはお伝えします。

信頼性は金銭問題で一気に崩壊することは珍しくありません!!

理由が何であれ、お金の貸し借りを好む人間はいないという事、どんなに絆が深い相手でもお金の貸し借りが発生した時点で縁を切る!そんな思いの人の方が多いという事をまずはお話しておきます。

親や友達からお金を借りる場合、踏まえておきたいポイントは以下3つが最大の問題といえます。

・親、友達との関係性に傷がつく
・関係性に上下関係が生まれてしまう
・状況により、一括返済を求められる

『金の切れ目は、縁の切れ目』という言葉がありますが、少なからずそのデメリットは覚悟しておくことが大切です。

親、友達との関係性に傷がつく

どんなに信頼性を築いてきた相手でも、お金の問題は関係性にヒビが入ることは避けられません。

相手の状況も考え、お金の貸し借りができる相手かしっかり考えましょう。

それは金額の大小は関係ありません。

最悪ここで縁が切れるかもしれない!という覚悟も必要となります。

友達の場合は、仲間内に話が広がる可能性もあるので今後の友達付き合いも考えたうえで切り出すことも必要となります。

関係性に上下関係が生まれてしまう

親や友達からお金を借りた場合、今後の関係性が変化してしまう可能性があります。

金銭の貸し借りは弱みを握られてしまうという事と変わりはありません。

返済中はもちろん、完済後もお金を貸したことを引きずる相手ももちろん存在します。

もしくは、今後自分が貸す立場になった場合は断りづらい環境となってしまうことも頭に入れておきましょう。

状況により、一括返済を求められる

借りた親や友達の状況次第で、一括の返済を求められる可能性もあることを踏まえておきましょう。

結婚、転職、病気やケガ、災害などあらゆる面で状況が変わることは大いにあります。

借りた側なので、一括返済についても拒否することは難しいといえます。

“困ったから借りた”自分と同じように相手にも生活があり、状況が変わる可能性があることを忘れてはいけません。

親や友達にお金を借りる上での問題点の解決策は?

ここまでお話した中で、親や友達からお金を借りるのはデメリットばかりではないかと感じるかと思いますが、もし親や友達からお金を借りることが可能となった場合、大きなメリットが3つあります。

✔すぐに現金が手に入る
✔審査の必要が無い
✔信用情報に傷がつかない

承諾してもらった場合は今すぐ現金が必要な自分に上記3つのメリットがあります。

親や友達からお金を借りる方法で重要なことは「親しき中にも礼儀あり」ということ。

この言葉を忘れずに、誠意をもって話をすることが1番大切です。

お金を借りる相手について考える

お金の問題は、今後の人間関係が大きく変わることを忘れてはいけません。

どんなにお金持ちな相手でも、場合によっては話した時点で縁を切られる可能性もあります。

それは親か友達かなどとは関係なく、人間関係では当たり前のことと思うのが基本です。

状況だけではなく、人間性や性格も考えてお金を借りる相談ができる相手を自分の周りから考えていきましょう。

友達
借りる金額数万~~数万まで
返済期間状況で長期も提案あり最短
周りにバレるリスク低い高い

必要な金額を考え状況に合った相手を選ぶことがトラブル回避にもなりますので、親か友達かしっかり考えて行動することが重要となります。

親から借りるメリット・デメリット

親からお金を借りた場合のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

・言い出しやすい相手といえる
・高額でも状況により借りることが可能
・返済の負担を減らせる柔軟性がある

親の方が頼みやすいという方は多いのではないでしょうか?

返済方法も柔軟に条件を承諾してくれる可能性が高いので、無理のない返済方法を提案しやすい相手ということが最大のメリットと言えるでしょう。

・心配させる要素を作ってしまう
・兄弟がいた場合は、そこにバレる可能性が高い
・今後親からの要望は断りづらくなる

高齢な親に心配かけさせることに精神的ダメージを受ける人も多いかと思います。

デメリットとしては、今後親からの要望を断ることも心苦しく感じ親子共々、共依存となってしまうケースも少なくありません。

友達から借りるメリット・デメリット

友達からお金を借りた場合のメリット・デメリットについて考えてみましょう。

・状況により少額ならすぐに貸してもらえる
・親より負担をかける罪悪感が少ない

普段の関係性もありますが、少額ならすぐに貸してくれる可能性が高いのは大きなメリットと言えます。

高齢な親に頼むより罪悪感が少なく感じる人も少なくないでしょう。

・関係性が一瞬で崩れ縁が切れる可能性がある
・周りの仲間内にバラされる確率が高い
・上下関係ができてしまう

最大のデメリットは相手により一瞬で縁が切れ、そのことが仲間内にバレてしまう可能性が非常に高いことです。

仲間内にバレてしまった場合は、今後友達が0になるリスクもあります。

今までのお互いの信頼関係にもよりますが、金銭問題について柔軟なタイプか見極めることが大きなポイントとなります。

親や友達にお金を借りる正しい方法STEP1 

それでは親や友達からお金を借りるまでの正しい方法についてお話していきます。

お金を借りる際に大事なポイントは以下4つといえます。

・実際に会って話をする
・嘘をつかない
・返済方法をしっかり伝える
・少額でも借用書を用意する

どんな関係性があってもお金の貸し借りは、何より誠意をもって話すことが1番大切といえます。

承諾できない理由や、現実的ではない返済方法を話しても信頼を失うだけなので誠意ある気持ちをしっかり伝えることが大前提となります。

STEP1 、親や友達からお金を借りるまでについてです。

実際に会って話をする

話すきっかけはメールや電話でも構いませんが、その後しっかり顔を見て話す場を作ってもらうことが大切です。

金銭問題の話は、話しづらい内容なのは自分だけではなく相手だって同じことです。

メールで『〇〇円貸してください』とだけ連絡し、全てメールで解決しようとする相手をどう思うか考えてみましょう。

この初めのアクションで誠意が感じられないと相手に印象を持たれた場合、この時点で縁を切られる可能性も高くなります。

助けて欲しい!という気持ちを伝え、まずは相手に時間を作ってもらうことに誠意を見せましょう。

嘘をつかない

自分がお金を貸す側の立場だったら?と考えて嘘をつかれたらお金を貸そうと思いますか?

親や友達など、自分を知る親しい仲なほど嘘はバレる確率が高いです。

例えばお金を借りる本当の理由が、“ギャンブルでの浪費”だったとしてもそこに嘘をついても相手には伝わります。

・ギャンブルでお金を使い過ぎたことを反省してる
・生活を立て直すためにお金が必要
・これを機にギャンブルは控える

理由が何であっても、正直に話すことで誠意は伝わります。

プライドや話したくない理由があったとしても、お金を借りる立場な事を忘れずに状況を正直に話しましょう。

返済方法をしっかり伝える

現実的ではない返済方法を提案してはいけません。

返済が見込めないもの、不安に感じる条件に相手は納得もできませんので承諾される確率が減ります。

具体的に、いつまで?どのくらいの期間で?一括、分割。

自分が必ずできる範囲での返済方法を提示し相手に納得してもらうことが大切です。

少額でも借用書を用意する

1番誠意が感じられる方法がこの借用書となります。

借用書はお金の貸し借りがあったことを証明するものです。

どんなに少額、相手との関係性があったとしてもこれを自ら用意することで相手にも誠意が伝わりますので必ず相手と内容を確認しながら作成していきましょう。

・お金の貸し借りをした日付
・相手の名前(住所)
・自分の名前(住所)
・借りた金額
・利息
・返済方法や返済期日
・押印

借用書は手書きでも構いませんが、今はパソコンから無料でダウンロードもできます。

内容はテンプレートなどでも異なりますが、最低限記入した方が良いとされる項目は上記7つです。

今後のトラブルも考え自分が貸す側となった場合も必ず用意をし、万が一借用書を拒否する相手ならその時点で縁を切ることも考えておくのが無難と言えます。

親や友達にお金を借りる正しい方法STEP2

親や友達からお金を借りる正しい方法として次のステップは借りた後の返済についてです。

借りたら返す!は当たり前です。

現状、お金の不足についての悩みが解決されたのは自分だけであって、借りた側を自分の金銭問題に巻き込んだことを返済が終わるまでけして忘れてはいけません。

STEP2はお金を借りた後、返済方法から完済までについてです。

約束した返済期間や返済日を守る

当たり前な事ですが、約束は守りましょう。

返済方法が相手への口座などに入金の場合は振込後、メールなどで連絡することも誠意をみせる大切な手段といえます。

本日〇〇円、〇月分として入金させていただきました。お手透きの際にご確認の程よろしくお願い致します。

簡単な文章でも、分割で返済するなら毎月積み重ねていくことで誠意を伝えられます。

借りた後の態度や行動が今後の関係性に大きく関わりますので、完済まで丁寧に対応していきましょう。

もし返済が遅れる場合は?

あってはいけない状況ですが、何らかの事情で返済期日が遅れてしまう場合は、わかったその時点で連絡することが何よりも大切です。

返済期日まで連絡もせず引き延ばしても、信用が失われるだけです。

この際、メールでの連絡は厳禁です!電話やあるいは顔を合わせ事情を話しましょう。

分割払いをしているなら、これをきっかけに信用性を失い一括返済を求められる可能性も高くなるので注意が必要です。

※このようなケースが発生した場合どうするか?なども借用書内でお互い決めておくとトラブルを避けられますが、大前提として返済が遅れることはあってはいけない行為です。

返済が終了した場合

借りた金額を完済した際には、義務ではありませんが気持ちとして上乗せして返済する、菓子折りなどを渡すなど感謝の気持ちをしっかり伝えて終わることが大切です。

助けてくれたことに感謝を伝えることで、今後の関係性にヒビが入らず穏便に終われる可能性も高くなりますので、最後まで誠意を忘れずにいることが何より重要といえます。

もちろん完済した後も、終わったんだから!という態度をあからさまに出すことも良くありません。

完済してもお金を借りたという事実は消えませんので、2度と繰り返さないように過ごすことも大切な事です。

親や友達にお金を借りる正しい方法のよくある質問

親や友達に借りるならいくら?貸すならいくらまで?

友達なら1万円までの貸し借りが理想といえます。それでも信用性は低くなることは確実なので10万以上の高額な場合は友達より親を頼る方が無難と言えます。

お金借りるなら誰から(どこから)借りる?

友達の場合は関係性が壊れる覚悟が必要です。頼める状況ならまずは親から話してみましょう。どちらも難しい場合は消費者金融からお金を借りる方法も考える必要があります。

お金借りる時の頼み方は?

誠意をもって嘘を付かずに話すのが大前提となります。その際も必ず会って相手に伝えること、借用書を作成することが信頼に繋がります。

親や友達にお金を借りる正しい方法のまとめ

現金が今すぐ必要で親や友達からお金を借りる正しい方法についてお話しました。

親や友達にお金を借りる場合は、理由が何であっても相手との関係性が少なからず変化するかもしれない!ということを忘れてはいけません。

・審査がない代わりに関係性が崩れることも覚悟する
・少額でも借用書を用意する
・最後まで誠意をもって完済する

長年積み重ねてきた信頼ある関係性が、1万円で崩れる可能性も大いにあります。

その1万円が信頼を壊しても必要な1万円なのか?

親や友達からお金を正しく借りる方法は、その重みをもう1度しっかり考えることが1番重要な事だと思います。

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